2009年05月25日
脱力少年
本日、出勤前に起こった事件…。
Porky'sへ出勤途中、THE NITCHIE GETZ CLUB BANDのボーカル久美と合流し、ドラムスゆきとの自宅前に着いたら、男の子が近くの道端で倒れていた。
傍に佇んでいる男の子に声を掛けてみると、倒れているのは彼の弟なんだそうな。小学校3年生と4年生。家に電話しようと電話番号を訊いても、どうも要領を得ない。自宅は近いらしいけど、ご両親は不在らしい。それで兄弟二人お婆ちゃんの家に向かっている途中だったと言う。お婆ちゃんの家が近いならそこまで運ぼうかとも思ったのだけど、下手に動かしていいものかどうか。大人三人であれこれ迷いながら救急車を呼ぼうとしている時に、兄は言った。
「こいつ、いっつも寝ると起きんわけさ」
…え?寝てるの?ここで?何で?
兄が言うには、出発前から眠い眠いと駄々をこねていたらしい。で、無理矢理連れてきたものの、ここで力尽きたようで。
少々自由過ぎやせんかね少年。
それでもいくら声を掛けても起きる気配がない。ただ寝てるだけにせよ、このまま放っておくわけにもいかず、お婆ちゃんの家はすぐ近くだと言うし、そこまで運ぶことにした。見た目に反して意外に重い。久美さんに荷物を持ってもらい、ゆきとさんと50mくらいずつ交代しながら、お姫様抱っこで。相変わらずまったく目を覚ます気配がない。首も据わってない。爆睡の見本のようだ。
それにしてもなかなか目的地に着かない。すれ違う通行人の視線が痛い。人さらいか何かに見えてないかしらん。兄に「お婆ちゃんの家はまだ?」と訊くと「まだまだ。もっと遠い」。
お前さっきババアんちすぐそこ言うたやんけ!
これは車で運んだ方が早いと思い、さっきの場所まで戻ろうと少年を一旦ベンチに降ろしたところで、少年は目を覚ました。「おはよう」と声を掛けるも、何が何だかわかってない様子。とりあえず無事二人で歩き出したのを見届けてから、車に戻った。何だこれは。仕事前にあるまじき疲労感。
救急車呼ばなくてよかった…。
Porky'sへ出勤途中、THE NITCHIE GETZ CLUB BANDのボーカル久美と合流し、ドラムスゆきとの自宅前に着いたら、男の子が近くの道端で倒れていた。
傍に佇んでいる男の子に声を掛けてみると、倒れているのは彼の弟なんだそうな。小学校3年生と4年生。家に電話しようと電話番号を訊いても、どうも要領を得ない。自宅は近いらしいけど、ご両親は不在らしい。それで兄弟二人お婆ちゃんの家に向かっている途中だったと言う。お婆ちゃんの家が近いならそこまで運ぼうかとも思ったのだけど、下手に動かしていいものかどうか。大人三人であれこれ迷いながら救急車を呼ぼうとしている時に、兄は言った。
「こいつ、いっつも寝ると起きんわけさ」
…え?寝てるの?ここで?何で?
兄が言うには、出発前から眠い眠いと駄々をこねていたらしい。で、無理矢理連れてきたものの、ここで力尽きたようで。
少々自由過ぎやせんかね少年。
それでもいくら声を掛けても起きる気配がない。ただ寝てるだけにせよ、このまま放っておくわけにもいかず、お婆ちゃんの家はすぐ近くだと言うし、そこまで運ぶことにした。見た目に反して意外に重い。久美さんに荷物を持ってもらい、ゆきとさんと50mくらいずつ交代しながら、お姫様抱っこで。相変わらずまったく目を覚ます気配がない。首も据わってない。爆睡の見本のようだ。
それにしてもなかなか目的地に着かない。すれ違う通行人の視線が痛い。人さらいか何かに見えてないかしらん。兄に「お婆ちゃんの家はまだ?」と訊くと「まだまだ。もっと遠い」。
お前さっきババアんちすぐそこ言うたやんけ!
これは車で運んだ方が早いと思い、さっきの場所まで戻ろうと少年を一旦ベンチに降ろしたところで、少年は目を覚ました。「おはよう」と声を掛けるも、何が何だかわかってない様子。とりあえず無事二人で歩き出したのを見届けてから、車に戻った。何だこれは。仕事前にあるまじき疲労感。
救急車呼ばなくてよかった…。
Posted by Porky's at 04:58│Comments(0)
│ユースケ